日本文化体験教室|さくら 京都

3月(弥生)のお茶会

お茶会

3月のお茶会

弥生」は、草木弥生(いやおい)茂る月、草木が春を感じて芽吹き生い茂る時期という意味があります。
花見月(はなみづき)とも呼ばれます。
実際に気温が上がり春を待ちわびていた草木が芽吹き、花がほころびはじめる頃です。
春分の日の前後3日の7日間が彼岸。彼岸の中日には、ぼたもちなどを作ります。
この時期の点前は侘び茶の趣がを感じさせてくれる釣釜です。茶の湯の原点に思いを馳せてみるのも良し。

茶道で使う3月(弥生)のお茶会について知る!

弥生のお茶会

立雛(たちびな)

立雛(たちびな)

二十四節気(にじゅうしせっき)では、3月6日頃が「啓蟄(けいちつ)」。蟄は「冬の間に巣ごもりする虫」のことで、春になって暖かくなり虫たちが目覚めて活動をはじめるという意味があります。
中国では「驚蟄 きょうつち」と書き、二十四節気の名称で日本と異なっているのはここだけです。
3月21日頃が「春分(しゅんぶん)」。春の彼岸の中日(ちゅうにち)にあたります。春分の日は、自然をたたえ,生物をいつくしむ日として定められた国民の祝日のひとつ。
暑さ寒さも彼岸まで、といわれるようにこの頃から次第に日照時間が長くなりめっきり春めいてきます。
桜や白木連などの花が一斉に咲きはじめる頃です。