掛軸、掛幅(かけふく)、また軸、幅ともいう。書画を表装して床の間や壁間に掛けて拝見したり鑑賞したりするもので、室内装飾に重要な役割をもつ。 古くは、書と絵画の掛物を区別して、掛字、掛絵などとよんだ。 『南方録』に「掛物ほど第一の道具はなし。客亭主共に茶の湯三昧の一心得道の物也。墨蹟を第一とす。 其の文句の心をうやまい、筆者・道人・祖師の徳を賞玩する也。」とあるように重んじられています。
本来は墨筆で書いた筆跡のことをいいますが、日本では特に禅僧の書跡を指します。
季節の書蹟
平安時代から鎌倉時代にかけて書かれた和様の名筆をさしていう。 時にはもっと範囲を狭くしてその名筆中でも特に「かな書」をさす。 単に古代の筆跡という意味ではない。 また、僧による名筆は墨跡と呼ばれ区別される。
中国の唐絵に始まり、和漢さまざまな絵画
季節の絵画
絵について賛が書き添えられたもの
季節の画賛
故人の手紙など
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