日本文化体験教室|さくら 京都

季節の茶花

季節の茶花

12ヶ月の茶花

茶花とは、茶室の床(とこ)に生ける花のこと。 「花は野にあるように」との千利休の教えにあるように、いけばなのようにデコレーションしすぎず、花入れに自然の中に咲いている本来の姿のように生ける「投げ入れ」が原則とされています。

また、茶花は四季折々の自然の風景や移ろいを表現しつつ、茶会の趣向や茶席の雰囲気との調和も考えて選ばれます。
茶室において唯一の命あるものが茶花。ごく自然な姿が尊ばれ、見る人に命や時の流れについて考えさせたり、自然に宿る風情や季節感、自然美を茶室に伝えてくれます。

茶道で使う季節の茶花の種類について知る!

結柳(むすびやなぎ)

1月(睦月)の茶花

結柳(むすびやなぎ)
素心蝋梅(そしんろうばい)
万年青(おもと)
水仙(すいせん)
胡蝶侘助、侘助(こちょうわびすけ)
寒椿(かんつばき)

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木瓜(ぼけ)

2月(如月)の茶花

木瓜(ぼけ)
青文字(あおもじ)
卜伴椿(ぼくはんつばき)
藪椿(やぶつばき)
油瀝青(あぶらちゃん)
蕗のとう(ふきのとう)
梅(うめ)

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桃(もも)

3月(弥生)の茶花

白木蓮(はくもくれん)
雲南黄梅(うんなんおうばい)
紫木蓮(しもくれん)
猫柳(ねこやなぎ)
桃(もも)
檀香梅(だんこうばい)
黒文字(くろもじ)
菜の花(なのはな)
侘助(わびすけ)
沖の波(おきのなみ)
満作(まんさく)

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雪柳(ゆきやなぎ)

4月(卯月)の茶花

桜草(さくらそう)
苧環(おだまき)「花壇地錦抄」
雪柳(ゆきやなぎ)
花水木(花みずき)
辛夷(こぶし)
虫狩(むしかり)
錨草(いかりそう)
五色散り椿(ごしきちりつばき)
都忘れ(みやこわすれ)
白山吹(しろやまぶき)
碇草(いかりそう)
紫蘭(しらん)
都忘れ(みやこわすれ)
令法(りょうぶ)
姫空木(ひめうつぎ)
利久梅(りきゅうばい)
瓢箪木(ひょうたんぼく)

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菖蒲 (しょうぶ)

5月(皐月)の茶花

大手毬(おおでまり)
利休梅(りきゅうばい)
白雲木(はくうんぼく)
山紫陽花(やまあじさい)
山法師(やまぼうし)
藤(ふじ)
菖蒲 (しょうぶ)
鉄線花(クレマチス)
杜若(かきつばた)

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透百合(すかしゆり)

6月(水無月)の茶花

紫陽花(あじさい)
姫沙羅(ひめしゃら)
金糸梅(きんしばい)
花菖蒲(はなしょうぶ)
野薊(のあざみ)
柿蘭(かきらん)
大待宵草(おおまつよいぐさ)
下野(しもつけ)
額紫陽花(がくあじさい)
浜梨(はまなす)

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7月(文月)の茶花

夏椿(なつつばき)
夏透百合(すかしゆり)「花壇地錦抄」
宗旦木槿(そうたんむくげ)
河原撫子(かわらなでしこ)
昼顔(ひるがお)
露草(つゆくさ)
待宵草(まつよいぐさ)
朝顔(あさがお)
仙翁(せんのう)

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8月(葉月)の茶花

木槿(むくげ)
藤空木(ふじうつぎ)「地錦抄附録」
釣舟草(つりふねそう)
晒菜升麻(さらしなしょうま)
鳥兜(とりかぶと )
葛(くず)
沢桔梗(さわぎきょう)

9月(長月)の茶花

芙蓉(ふよう)
宮城野萩(みやぎのはぎ)
山萩(やまはぎ)
桔梗(ききょう)
芒(すすき)
水引(みずひき)
我木香(われもこう)
釣鐘人参(つりがねにんじん)
藤袴(ふじばかまふ)

10月(神奈月)の茶花

竜胆(りんどう)
ほととぎす
野菊(のぎく)
秋桜(コスモス)
石蕗(つわぶき)
秋明菊(しゅうめいぎく)

白侘助(しろわびすけ)

11月(霜月)の茶花

紅万作(べにまんさく)
鴫立沢(しぎたつさわ)
初嵐椿(はつあらしつばき)
山法師(やまぼうし)の照葉
錦木(にしきぎ)の照葉
白侘助(しろわびすけ)

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梅擬(うめもどき)

12月(師走)の茶花

蝋梅(ろうばい)
南天(なんてん)
梅擬(うめもどき)
大神楽(だいかぐら)
千両(せんりょう)
万両(まんりょう)

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