飾り巻き寿司は、江戸前寿司の技術の一つ「細工寿司」や千葉県郷土料理「太巻き寿司」の技術から独自の発展を経て生まれた寿司です。
昭和の始めころから寿司屋の世界では技術大会などで色々な細工寿司が参考出品として出されていました。
その中のひとつに細工巻きや変わり巻きと呼ばれる花や紋様、家紋などをかたどった柄や日本伝統の古典柄などの巻き寿司が作られていました。
元はお得意さんのお客様の家紋や文様を巻いたようです。特に京都の職人さんたちの間で盛んでした。その当時の職人組合の会報誌などに出品作品がたくさん載っています。
飾り寿司とは握り寿司、ちらし寿司、巻き寿司、押し寿司、棒寿司など寿司屋で作る色々な創作寿司のことを言います。
イベントの会場やパーティーの食卓に華を添える飾り寿司はとても喜ばれます。そんな見て楽しい食べて美味しいのが飾り寿司です。
「飾り巻き寿司」とは、この創作寿司のうち、太巻き寿司のことを指します。
現代では自然をモチーフとしたモダンなデザインや、子供に人気の動物やキャラクターなどの様々なデザインを取り入れ、目でも楽しい、食べても美味しい巻き寿司として日々進化を続けています。
JSIA 寿司インストラクター協会についてはこちらをご覧下さい。
講師は外国人向け体験クラスも担当していますので英語を話すことができます。
外国人伝統的な文様から動物やキャラクターなど多彩な図柄を色々楽しめます。
家族日持ちもするので、おもてなしやお土産といった様々なシーンで楽しめます。
魅力具材、見た目など全国の郷土色を反映させながら、多様性に富み時代と共に変容を遂げています。
発展現代的な図柄に発展し、花柄や動物柄など、遊び心を反映させた巻き寿司が数多く誕生しています。
歴史日本の伝統的な食文化である寿司の普及と技能認定を行う、寿司インストラクター協会がスタートしました。
設立上級インストラクターが全国各地で資格認定講座を行い、イベント、メディアで発信するなど、文化の盛り上げに貢献。
文化貢献そしてバラエティー溢れる飾り巻き寿司の絵柄が日々誕生し、インスタ映えするとSNSやメディアを賑わせています。
インスタファッション誌の人気モデルや、芸能人が資格を取得するなど、お洒落な日本の都会文化へとシフトしています。
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