ツワブキ(石蕗)は、耐陰性が強い植物です。
日陰の庭でも良く育ちます。
一日数時間は日が当たるような半日陰でも花を楽しめます。
ツワブキ(石蕗)は、土質を選ばない強健な植物ですが、有機質の土壌に植えると花付きが良くなります。
あらかじめ堆肥など元肥をよく混ぜ込んでおきましょう。
鉢植えは表土が乾いたらたっぷりと与えます。
地植えの場合は基本的に必要ありません。
葉の大きさやつやが少し物足りないと感じたら、油かすや固形肥料を足すとよいでしょう。
キクスイカミキリの被害があります。
茎の中を伝って地下で食害するので見つけにくく、被害の疑われる株を引き抜く程度しか対策がありません。
予防として周辺に同じキク科の雑草を生やさないようにします。
ツワブキ(石蕗)の植え付けは、新芽が出てくる前の3月に行います。
基本的に強健種ですが、真夏と真冬は根に負担がかかるので、植え付けは避けた方がいいでしょう。
ツワブキ(石蕗)は、ほとんど剪定の世話がかかりません。
枯れた葉は茎の付け根からカットします。
鉢に合わせてコンパクトにまとまる性質があるので、ミニ観葉や盆栽にぴったりです。
ツワブキ(石蕗)の植え替えは、真夏と真冬を避けた気候のいい時に行います。
ツワブキ(石蕗)の花は秋から冬にかけて開花します。
葉の中心部から花茎を伸ばし、その先に黄色や白の花が咲きます。
花後はタンポポのような綿毛になります。
種でツワブキ(石蕗)を増やしたい場合は、花後に綿毛を取って置いて、春に植え付けます。
ツワブキ(石蕗)は、常緑多年草です。
特に必要な冬越しの作業はありません。
ツワブキ(石蕗)は、株分けで増やすことが出来ます。