サザンカ(山茶花)は日当たりの良い場所から半日陰を好みます。
サザンカ(山茶花)は弱酸性土壌を好みます。庭植えのサザンカ(山茶花)は植え付け前に苦土石灰を混ぜ込んでおくと良いでしょう。
鉢植えのサザンカ(山茶花)は弱酸性の園芸培養土が向いています。
地植えのサザンカ(山茶花)は根付いてからは特に水やりの必要はありません。
夏季など極端な乾燥が数日続いた場合には株元にたっぷりと水やりを行います。
鉢植えのサザンカ(山茶花)は、表土が乾いたら、たっぷりと水やりを行います。
2〜3月頃に寒肥として緩効性肥料を施します。開花後にお礼肥を与えるのも良いでしょう。
サザンカ(山茶花)は花弁に茶色の斑文が出てくる花腐菌核病やすす病にかかりやすく、カイガラムシの仲間やカイガラムシの害虫駆除が必要です。見つけ次第駆除します。
また日当たりが悪いとすす病にかかることもあります。風通し良く管理するようにしましょう。
サザンカ(山茶花)の植え付けは、春か秋の暖かい日に行います。
サザンカ(山茶花)は弱酸性の土壌を好む傾向にあるので、植え付け前に苦土石灰を混ぜ込んでおくと良いでしょう。
植え付け後はたっぷりと水やりを行います。
開花が終わる3〜4月にかけて剪定をします。種子を作るのにエネルギーを使ってしまわないように、花後早めに剪定を行います。
サザンカ(山茶花)の花は10〜4月に淡いピンクや濃いピンクの鮮やかな花を咲かせます。
鉢植えのサザンカ(山茶花)は1〜2年にお1度、1〜2回り大きな鉢に植え替えます。
サザンカ(山茶花)は耐寒性の強い常緑低木です。特に必要な冬越しの作業はありません。
山茶花は、種でも増やすことができます。
一般的に前年の秋に採取した種を翌年の3月にまきますが、種を採取してすぐにまくこともできます。
その場合は、種が乾燥する前に出来るだけ早くまくことが大事です。
翌年の3月にまく場合は、それまで種が乾燥しないように湿った苔などに包み、ビニール袋中に入れて冷蔵庫や地中の中に埋めて保存します。
種まきには、育苗ポットに硬質の赤玉や市販されている種まき専用の土を入れて、種を一粒ずつまきます。この時、種が複数入れないことがポイントです。
発芽するまでは、半日陰の室内や軒下などに置いて土が乾燥しないように注意しながら管理します。
一月位すると発芽します。
ある程度苗が育ったら鉢上げしたり、直接庭木として地面に植え付けます。
山茶花は、挿し木でも増やすことができます。挿し木に使う挿し穂は、春になって新しく伸びた枝を使います。
この枝を15㎝前後に切った挿し穂を数本用意します。
挿し穂は切り口を下にして、発根促進剤などが入っている水の中に1時間位浸します。
次に赤玉などが入っている挿し木箱を用意し、その中に挿し穂を挿していきます。
他の樹木の挿し木と同じように挿し木箱は穴が開いている透明なビニールやラップを被せておくと乾燥を防ぎ保温効果もあるので発芽しやすいです。
挿し木の場合は、種をまいて育てる山茶花より生長が早いので、秋には立派な苗に生長して植木鉢や庭に植えることができます。