本名: 淡島寶受郎(とみお)、は、明治時代の日本の作家、画家、古物収集家。父親は画家の淡島椿岳。
長女は教育者・政治家の木内キヤウ。
伯父は幕末の大富豪の伊藤八兵衛。
広範な知識を持った趣味人であり、元禄の作家井原西鶴を再評価し、幸田露伴や尾崎紅葉など文壇に紹介したエピソードで有名である。
収集家としても有名であり、住居の梵雲庵には3000あまりの玩具と江戸文化の貴重な資料があったが、関東大震災の際に全て焼失した。
夏目漱石の「我が輩は猫である」に水島寒月という学者が登場するが、モデルは寺田寅彦で、名前は淡島寒月から採ったといわれている。
淡島 寒月 著「江戸か東京か」
淡島 寒月 著「江戸の玩具」
淡島 寒月 著「活動写真」
淡島 寒月 著「銀座は昔からハイカラな所」
淡島 寒月 著「寺内の奇人団」
淡島 寒月 著「諸国の玩具」
淡島 寒月 著「凧の話」
淡島 寒月 著「土俗玩具の話」
淡島 寒月 著「亡び行く江戸趣味」
淡島 寒月 著「梵雲庵漫録」
淡島 寒月 著「明治十年前後」
淡島 寒月 著「我が宗教観」